二本の移動平均線とロウソク足でトレードしてみよう その②
こんにちは。MIGISANです。
第2回目のトレード記事となりますが、まずは前回の復習から行きましょう。
migisan-official.hatenablog.com
さて、前回の記事は、ロウソク足とSMAを1本だけ表示したチャートについて解説しましたが、まずは「宿題」のチェックから行きましょう。
※先週の宿題 ロウソク足とSMA20だけを表示したチャートで実際トレードして勝ってみよう!
「宿題ちゃんとやった人!」 ( ´ ▽ ` )ノ
て、私は顔文字みたいにかわいくない、ただの髭のおっさんですが、それはともかく言い出しっぺですから、真っ先に宿題の状態でトレードしました。そのスクショです。
金太郎15分足SMA20表示のみ エントリー直後
宿題その後
さて、前回はロウソク足とSMA20だけを表示したチャートでトレードする場合の、問題点と解決策そのⅠまでの話でしたね。振り返りますと、
SMA1本表示トレードの欠点は、SMAとロウソク以外に判断根拠がないという点でしたが、これに対する対策として、以下の3点を上げました。
A このまま何とかする
B インジケーターを追加する
C 時間軸を変える
そしてまず、解決策 A このまま何とかする 場合、さらに以下の対策を挙げました。
A-1 SMA20からプライスがあまりにも乖離(離れた)した所ではエントリーしない。
A-2 ロウソク足の推移を判断に取り入れる
Aー3 ラインを引く
前回、まずはこれら解決策の1番目
A-1 SMA20からプライスがあまりにも乖離(離れた)した所ではエントリーしない。
について、その有効性と弱点について取り上げたわけですが、上の宿題エントリーをご覧ください。きちんと解説通りのエントリーになっていますね。
もう一つのエントリー画像をお見せしましょう。
先週金曜日の金の15分足でのエントリーです。やはりSMA20近くからエントリーしていますね。
このように、エントリーポイントをSMA20の近くに置く、逆に言えば、あまり離れすぎたところではエントリーしない方が良い。
たったこれだけのことですが、極めて優位性の高い戦略であると、お分かりいただけるでしょう。
しかし一方で、この方針にも欠点がありました。
※ SMA20の近辺に滞在するプライスが上に行くのか下に行くのか判断がしにくい
という点です。例えば、
このスクショの、AからDまで印を付けた赤枠の部分は確かにプライス(ロウソク足)はSMA20の近辺に滞在していますが、単にSMA20より上だからロング、下だからショートでは、振り回されて目も当てられない結果を生みがちです。
※ひとつ前のスクショのDの部分でのエントリーは、実際には独自開発の、革命的オシレーター複合使用法「DCPアルティメット」を使用してのSエントリー判断にはなりますが、それはともかく
ここではあくまでロウソク足とSMA20だけを表示した状態で、インジも加えず、時間軸を変えないことが条件でどうするか?ですので、ここから本題の、上記対策の
A-2 ロウソク足の推移を判断に取り入れる
について詳しく解説していきます。が、その前に
*1本のロウソク足について
さらに詳しく、1本1本の形の違いを知りたい方は、以下をご覧ください。
さて、ロウソク足の推移をトレード判断に取り入れる方法は、トレード歴史上極めて古くから用いられている方法でもあり、
日本でも古来から、
坂田五法
酒田五法(さかたごほう) | ローソク足分析 | マネックス証券
あるいは西洋においても、プライスアクション
【保存版】プライスアクションの教科書|ローソク足パターン16種類を完全網羅!│FXクイックナビ
として、これまた世界中の多くのトレーダーが重視しているトレード判断の手段です。
*余談ですが、「世界中の多くの・・・」と何度も出てきますが、プライスは売買多数決の結果の連続ですから、使う手段は、一般的でありふれたものの方が、一般的には強力です。
また、書籍なども多く出版されています。私が勉強した本はこちら👇
細かいことは、上に貼ったリンクや書籍などで勉強頂くとして、ここでは、
ロウソク足とSMA20だけを表示して、時間軸も変えずに実際にトレードをする
上で発生する問題点を解決するために、A-2 ロウソク足の推移を判断に取り入れる
ことがテーマですから、それに関連するロウソク足の動きについて、重点的に取り上げましょう。
まず、上のチャートではロウソク足が小さすぎて見えにくいですから、AとBの部分と、プライスがSMA20を離れていく部分を拡大して吟味しましょう。
赤枠で囲っている部分が小レンジ、青枠で囲っている部分がトレンド開始、あるいは継続の部分です。よく見てください。両者の箇所の違いは何でしょう?特にここでは、①と② および③⑤⑥の部分を比較しましょう。4については後述します。
私がSMA20付近に滞在しているプライスの挙動で注目している部分は、主に以下の3点となります。
P-1 SMA20から完全にロウソク足が離れているかどうか?
p-2 上昇の場合、SMA20 を上に離れた後に起こる下降が、SMA20に触れずに止まり、あるいは触れてもブレイクせずに再度上昇するか?(下降は逆)
P-3 さらにP-2の状態で発生した再上昇が、直前上昇の最高値を上にブレイクするかどうか?(下降は逆)
ロウソク足とSMA20だけを表示した状態で、インジも加えず、時間軸を変えないことが条件
であるならば、まず初回のエントリーはこういう判断を用います。具体的に見ていきましょう。
③⑤⑥の青枠についてはP-1pからP-3の条件を全て満たした状態でエントリーして、
stopロスを、枠の上辺におけば、全勝大勝ちです。
えーそんなの後付けじゃーん (; ・`д・´)
と、思われる方はどうぞどうぞ、読むのをやめてください。
上の赤い矢印で打ったポイントは、実際に私がエントリーした場所です。Twitterにもエントリースクショを載せていましたので、疑う方はどうぞご自由に。
※また余談ですが、開発中の金太郎EA君は履歴を調べますと、1872.05、1807.45でエントリーしています.1872.05は一つ前の(A→D印のある)スクショの左端いっぱい、SMA20を下にブレイクした所ですが、上の3条件を満たしています。
この日の成績はEAに負けた (>_<)
このように、SMA20一本を軸に上記3条件を守るだけで飛躍的に負けにくくなるのですが、全く問題点がないわけではありません。
まず一つ目。
赤枠で囲った小レンジの部分の中にも、上の3条件を満たしている箇所があります。こういう場合もありますから以下の条件も付けたしておきましょう。
★ P-1/2/3の条件が崩れたら、撤退する
条件が、ロウソク足とSMA20だけを表示して、時間軸も変えずに実際にトレードをする
場合は、こうするしかありません。
潔く撤退する!
これもトレードにおいては非常に重要な要素です。
次に2つ目
青枠で囲った4のポイントにおいては、P-1/2の条件を満たしていませんが、ちょっと⑤のポイントまで待つのは勿体ない気がしますよね。
これについての解決策ですが、種明かしをすれば前に示した解決策
B インジケーターを追加する
C 時間軸を変える
を取れば、比較的解決は容易なのですが、ここではあくまでも、
ロウソク足とSMA20だけを表示して、時間軸も変えずに実際にトレードをする
ですから、もう一つの解決策
Aー3 ラインを引く
について、次回詳しく解説することにして、今回の記事は終了したいと思います。
じれったいかもしれませんが、何事も
「こつこつ!」
【含み益はまぼろし】コツコツ利確を忘れた自分を叱ってあげたい2021.6.15(火)16(水)No.39 - YouTube
(twitterで仲良くしている株トレーダーさんのユーチューブです)勝手に紹介 w
続く!
今週の宿題 ロウソク足とSMA20だけを表示して、時間軸も変えずに実際にトレードして勝ってみよう!ただし今日のロウソク足推移判断P-1/2/3を意識すること
小額かデモ口座でやってね!損失を出しても責任は取りません。
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