二本の移動平均線とロウソク足でトレードしてみよう その③ーB
こんにちは、MIGISAN（みぎさん）です。今回で「初心者の為のチャートテクニカルクリニック」第４回目となりますね。
今回の記事のテーマは「ラインを引く」の「水平線を引く」
ですが、まずは前回の復習から
migisan-official.hatenablog.com
前回までに、
※ロウソク足とSMA20だけを表示したチャートでトレードする（時間軸も変えず、インジは追加しない）
という状況において発生するであろう問題の解決策
A－1 SMA20からプライスがあまりにも乖離（離れた）した所ではエントリーしない
A－2 ロウソク足の推移を判断に取り入れる
P-1 SMA20から完全にロウソク足が離れているかどうか？
P-2 上昇の場合、SMA20 を上に離れた後に起こる下降が、SMA20に触れずに止まり、あるいは触れてもブレイクせずに再度上昇するか？（下降は逆）
P-3 さらにP-2の状態で発生した再上昇が、直前上昇の最高値を上にブレイクするかどうか？（下降は逆）
Aー3 ラインを引く（トレンドライン）
というところまで進んだのですが、今回はまず、「水平線」に移る前に、トレンドラインについてもう少し詳しく見ていった後に、本題に移ることにしましょう。
まずは以下のチャートを見てください。
さて、実際のトレードにおいてはチャートは常に、現在進行形です。未来は常にわからないものという前提で対処すべきです。ポンドルをトレードされる方は、記憶されているかと思うのですが、この先の結果は無いものとしてみてください。
さて、このポイント①の時点にあって、
※ロウソク足とSMA20だけを表示したチャートでトレードする（時間軸も変えず、インジは追加しない）
という条件であれば、LするかSするか、はたまた観察するか決めろと言われたら、私は様子見するしかないと思います。
そこでさらに、トレンドラインを追加してみましょう。
強い下落を切り返してから上昇して、再度少し下げて、SMA20で滞留している状態ですね。
このチャートを縮小して俯瞰してみた図が以下です。時間軸は同じ15分足です。
ほむほむ（社員のいつ葉は、ほむほむとよく言います）
長めのレンジから強い下落を発生させ、切りあがってきて、いったん上昇打ち止めの高値に向かってトレンドラインを引きました。
ここで、以下の方針が立てれると思います。
① トレンドラインを上抜きして、かつ、以下のプライスアクションの条件を満たしたら、上にエントリーする
A－2 ロウソク足の推移を判断に取り入れる
P-1 SMA20から完全にロウソク足が離れているかどうか？
P-2 上昇の場合、SMA20 を上に離れた後に起こる下降が、SMA20に触れずに止まり、あるいは触れてもブレイクせずに再度上昇するか？（下降は逆）
P-3 さらにP-2の状態で発生した再上昇が、直前上昇の最高値を上にブレイクするかどうか？（下降は逆）
これですね。
※こそっと補足 SMA20というのは例です。このSMA20を、各種抵抗（SMA52でも、トレンドラインでも、フィボナッチの線でも、水平線でも）に置き換えても、使えます。
次に、
② 直上トレンドラインを上抜けせず、SMA20を下にブレイクして、上記プライスの挙動A=2を下方向に満たしたら、下にエントリーする。
結果は、じゃじゃん！
結果としては②が正解だったのですが・・・戻りを見せることなく直滑降
こういう場合が往々にしてあります。
前々回の記事で上げた以下のスクショの④のポイントの部分は、後述しますと書きましたね。
こういう場合、上述したプライスの挙動条件
P-1 SMA20から完全にロウソク足が離れているかどうか？
P-2 上昇の場合、SMA20 を上に離れた後に起こる下降が、SMA20に触れずに止まり、あるいは触れてもブレイクせずに再度上昇するか？（下降は逆）
P-3 さらにP-2の状態で発生した再上昇が、直前上昇の最高値を上にブレイクするかどうか？（下降は逆）
を確認してエントリーすると、遅いし、勿体ない場合があります。
これにつきましては、対策
A このまま何とかする
B インジケーターを追加する
C 時間軸を変える
の、BとCを用いれば解決は容易なのですが、ここではあくまでも、
※ロウソク足とSMA20だけを表示したチャートでトレードする（時間軸も変えず、インジは追加しない）
という条件でのトレードですから、それについては後述します。
さて、ここで、上のスクショに1本だけ線を引きます。
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さて、ここからが今日の本題、「水平線」
上のスクショのように、水平線を1本引いておいて、ブレイクしたらエントリー
これで解決します。
先ほど挙げたポイント④の部分についても、丁度その前の②の赤枠下辺が水平線になっていますから、それをブレイクしたらエントリーでも同じことです。
※ 注意喚起！ さて、ここでよくよく考えてください。
今の説明でなるほどー (*´Д｀) っと思ったあなた。あま～い！上のスクショを加工して、もう1本水平線を引きました。黄色の線です。
もし、②のポイントで黄色の水平線を引いたとします。すると、その後、黄色の水平線は髭では何度か抜かれているのですね。
そのポイントで、抜いたー！と思ってエントリーしてはやられる。トレードあるあるです。
ですから実際には、ラインは何回も引き直しが必要ですし、過信してはいけません。
さらに、前回の記事で取り上げました、ブレイク&ロールリバーサル
を確認することも大事です。
しかし、上記の一気伸びの場合は使えません。
じゃあどうするのか？
この解決法はやはり、別の対策
B インジケーターを追加する
C 時間軸を変える
が必要になるのですが、これについては後述しますが、ヒントを少し。
これが、1のポイントですが、黄色水平線をひげで抜いて戻ったところでは？
これらはヒントです。詳しいことは、弊社の方で販売中の
に詳細に説明をしていますが、それはともかく、
実際のトレードでは、やはり、解決策
B インジケーターを追加する
C 時間軸を変える
が必要になってきますし、何といっても、
エントリー根拠が崩れたら即撤退！
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さて、本題に戻ります。
え～そんなの後付けじゃーん ('ω')
という、ひねくれた方も多い（大体勝ててない人）ので、まず以下は私の実際のエントリー例を挙げます。
さて、今まで取り上げてきたのは、極小レンジのブレイクを可視化しタイミングを計る為の水平線です。これは、三尊・逆三尊の肩のブレイク確認でも用いられますが、要は同じ事です。
実は私が用いる水平線にはもう1種類あります。
それは、今後機能する可能性が高い水平線の引き方です。
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これもまた、
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として、詳細な説明をしておりますが、ヒントを出します。
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（既に100名を優に超える方々にご購入いただき活用いただいております。m(__)m）
日経225のトレード中に取ったスクショです。
よくみなさん、スクショの①②③あたりで水平線を引いて、
効いたー (^0_0^) ﾄﾞﾔ
っていらっしゃいますが、私に言わせれば、それは引く場所ではなくて、効いたところです。本来引く場所は図中左の部分です。
まあ、これは本来のお題、
※ロウソク足とSMA20だけを表示したチャートでトレードする（時間軸も変えず、インジは追加しない）
にはあまり関係しない話ですから、ヒントにとどめておきたいと思います。
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★まとめ
※ロウソク足とSMA20だけを表示したチャートでトレードする（時間軸も変えず、インジは追加しない）
という条件下であっても、出来ることはたくさんありましたね。
以下、解決法を振り返ってみましょう。
A－1 SMA20からプライスがあまりにも乖離（離れた）した所ではエントリーしない
A－2 ロウソク足の推移を判断に取り入れる
P-1 SMA20から完全にロウソク足が離れているかどうか？
P-2 上昇の場合、SMA20 を上に離れた後に起こる下降が、SMA20に触れずに止まり、あるいは触れてもブレイクせずに再度上昇するか？（下降は逆）
P-3 さらにP-2の状態で発生した再上昇が、直前上昇の最高値を上にブレイクするかどうか？（下降は逆）
Aー3 ラインを引く（トレンドライン）（水平線）
できればもう一度、これらについて、「初心者の為のチャートテクニカルクリニック」の最初からしっかり読み直し、できればデモ口座か少額口座、あるいは過去検証ソフトなどで、しっかり検証、練習を重ねてみてください。
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