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夏休み臨時特集 揉み揉みを制す③

 こんにちは、MIGISAN(みぎさん)です。今回で「初心者の為のチャートテクニカルクリニック」第8回目となりますね。

 

今回の記事のテーマは、夏休み臨時特集 揉みを制す③となりますが、その前に前回の復習!

migisan-official.hatenablog.com

 

 前回までの記事で、「揉み揉み」に振り回されない為に

 

A 心理的準備として

揉むことを前提としてチャート観察する (特に短い時間軸)

 

B 技術的な部分・値動きの観察において

・フォロースルー(トレンドへの追随)プルバック (引き戻し)の状態に

なっているのか、なってないのか? 意識して値動きを見る。

そして、

揉み揉み」に対処する技術的な方法は、既に、このカテゴリー記事の

第1回⇒第5回までに、あらかた(全部ではない)出しているのですが、

 

プルバック(引き戻し)を待つ

その時間軸でプルバックが起きそうな雰囲気でなければ、もう一つ小さい時間軸でプルバックが起きるのを待ってみてください。

 

 と、主に以上の事を挙げてきました。

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 さて、今回の記事では、さらにいくつかの技術的補足を入れたいと思います。

 

🔷揉み揉みへの対処法(その他) 1 相場が活発化する時間を待つ

 「揉み揉み」が起こる原因は一つではないと、以前の記事で書きましたね。で、その原因の一つとして、

 

 相場参加者が売買攻防をしていて、揉む時間が長いほど参加者が増える 

(エネルギーが溜まる)

 

と、よく説明してあります短い時間足でのレンジにおいては、そうとばかりは限らないのではないか?と、個人的には考えます。

 

 逆に、相場参加者がまだ少ないので、決定力にかけて、相場が一方向に動かない(ランダムな動きをする=揉む)という場合もあるのではないでしょうか?

 まず、下のスクショをご覧ください。

 

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典型的な時間による動き出し

 比較的最近のポンドルの5分足のスクショですが、揉みの部分、A・B・C から、トレンド状態へ移行していく、「揉みはずれ」の時間に注目しましょう。

 

 それぞれが、FXに取引において比較的重要な時間

 

・欧州市場の開始

・米市場の開始

・米株式市場の開始

 

 の時間を待って「揉み揉み」が解消され、(程度の差はあれ)トレンド状態が発生しています。

 

 このように、重要市場の開場や重要指標の前など、市場参加者が増える前に揉むことは比較的多いですので、

 なんか揉んでるなあと思ったら、明らかにトレンドが発生したとわかる場合を除いて、

 

 相場参加者が増える時間を待つ!

 

※注意 相場は生き馬の目を抜く世界でもありますから、絶対という事はありません。

重要時間開始に先行して仕掛けてきて動き出す場合もありますし、逆に重要時間が開始して激しく揉む場合もありますので、必ず、揉んでいる状態からトレンドへの移行の状態を確認して、エントリーするように心がけてください。

 

弊社の方でリリースしている二つの教材でも、この時間帯の重要性と、トレンド発生の状態については、しつこいくらいに注意喚起をしております。

 正直なところ、まだ安定して勝てないという方は、購入をご検討いただければ幸いです。

(以下 ゴゴジャンにおいての、出品商品一覧のプロフィールページ リンク)

www.gogojungle.co.jp

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🔷揉み揉みへの対処法(その他) 2 

 どの時間軸での「揉み」か判別し、時間軸を変えてみる

 

 さて、今回の「揉み揉み」に関しては、

定義)短い時間足(大抵15分以下、ドル円とかだと1時間足でも)のチャートにおいて、比較的狭い値幅内で上昇・下降を繰り返す状態。

 

 としておりますが、まず、どの時間軸での「揉み」なのかを判別する必要があります。

 せっかくですので、上に挙げたスクショを例にしますと、これについては5分足での「揉み」であるとします。これを15分足で見ましょう。

 

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15分足でみると

 青枠で囲った部分が、5分足で表示した部分となりますね。

 

 そして、よーく見てください。この「初心者のチャートテクニカルクリニック」の第1回から第5回までに書きました、

 二本の移動平均線とロウソク足でトレードしてみよう のカテゴリー記事

で示した (まだ移動平均線1本しか使っていませんが)

 

 発生する問題と対処法のルール通りに青枠部分でトレードしていれば、下り、上り両方取れます。

 

 このように、「揉み揉み」を検知した場合、時間軸を大きくしてみることも重要な対処法です。

 

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🔷揉み揉みへの対処法(その他) 3

 オシレーターなどを活用する (1例でとどめます)

 

 まず、同じチャートにADXというオシレーターを表示させました(デフォルト)

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ADX表示例

 (オシレーターについては別途、後に取り上げます)ので、今すぐという方は、詳しくはご自分で調べていただければいいのですが、使い方を知っていらっしゃる方には、

一目で揉みから下へ、あるいは上へ抜けていく様子が判断できます。

 

 閾値が凡そ30以下でとどまっている⇒抜け始めとトレンドの発生、しかも方向もわかる。

 

このように、何かのオシレーターを使って、揉み⇒揉みからの抜けを可視化できます。

 

※注意喚起

 オシレーターはそれそのものでトレード判断するよりも、メインチャート上の判断と組み合わせた方が無難です。

 

 この例でいうならば、既に上げた、

SMAとプライスの位置関係と、値動きのルール +オシレーター判断 を

組み合わせた判断の方が無難です。

 

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🔷余談というか、最後に一言

 

 今回まで、3回にわたって、夏休み臨時特集 「揉み揉み」を制すと題し、大敗の原因の一つでもある、「揉み揉み」で何度もエントリーして損切多発を防ぐ為の方法について、取り上げてきました。

 

 ここまでの記事を読まれた方の中には、私のブログは理論よりもむしろ、具体的な方法について、わかりやすく、かつ詳しく紙面を割いていると感じていただけるのではないでしょうか?

 

 私自身も、当然初心者だった時期、勝てなかった時期というのがありますが、何から手を付けたらいいのかもわからず、いたずらに資金と時間を失ってきた経験があります。

 

 最初から書いていますが、出来れば同じく迷うであろう初心者の方へ、少しでもお役に立てればという願いで書いております。

 

 しかしながら、弊社も当然、営利企業です。(最初の起業の動機の記事をご覧ください)

 

 記事の有用性を感じていただき、今現在思うように勝てないという方で、お財布に無理がない範囲であれば、上にリンクを貼りました、弊社商品である教材の購入をご検討いただければ幸いです。

 

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元に戻って、時間軸の考察 (骨が折れるので回を分けます)