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冬休み臨時特集 メンタル編① 総論・強いギャンブラーに学ぶ・勝つべくして勝った経験を思い出し再現する

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賭博黙示録カイジ - Wikipedia

 

 こんにちは、MIGISAN(みぎさん)です。今回で初心者の為のチャートテクニカルクリニック」第16回目となりますね。

 のっけから、あの名作ギャンブル漫画「カイジ」の絵。前回の記事の華やいだ可愛らしい絵とは真逆の様相で記事開始です。

 

(前回の記事はこちら)

migisan-official.hatenablog.com

 

 さて、今回から2回にわたって冬休み臨時特集「メンタル編」に突入します。このカテゴリーは、「初心者の為のチャートテクニカルクリニック」編ですから、テクニカルとは関係ないようなのですが、実はこの「メンタル」の問題は、負け組⇒勝ち組に転じる為には非常に重要な要素であると私は考えていますので、特集記事として取り上げます。

 

✿ 勝てるギャンブラーに学ぶ ✿

 若かりし頃、私もパチスロに、はまった時期がありました。詳しい方はご存じかもですが、1.5号機のニューペガサスくらいからスタートし、ミリオンゴッド初代を経て、沖スロの島娘あたりまででしょうか。

 一番勝ったのは、初代ミリオンゴッドでしょうか?最高で1日80万円近く勝ったことがありましたね。あまり良く覚えていないのですが、1年で700万円以上は利益を出した記憶があります。当時は勤めていましたから、専業ではなく、です。

 

 いくつかのスロット店を回る中、常連さん同士の交流もできますが、やはりその中でも勝ち組、負け組がはっきり分かれてくるのを覚えています。

 

 そして、勝てるスロッターには、いくつかの共通する特徴がありました。

 

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🔷 勝てるスロッターの特徴 🔷

 

1・台の研究に余念がない

2・店の研究に余念がない

3・勝てる(可能性が高い)状況の台(あるいはタイミング)しか座らない

4・勝てる時はとことん回す

 

 スロットをやめて(もう滅多に打つことはない)20年近くになるので、今の状況はよく知りませんが、この特徴は、今でも変わっていないのではないでしょうか?

 

 さて、これがメンタルの話とどんな関係があるのでしょうか?

 

 ※ 勝てるスロッターには「メンタルは関係がない」

 

 これを書いてしまえば身もふたもないのですが、勝ち組に回ったスロッターにメンタルはあまり関係ないのです。(対人戦である、ポーカーなどは関係あると思いますが)

 

 あるとするならば、「徹底して、無駄なことはしない」という、節約主義に忠実であるといったところでしょうか。

 

 ちなみに、スロッターの勝ち組が人生で勝ち組というわけではないでしょうから、ここではギャンブルを推奨しているわけではないという事を、付加しておきます。

 

 私が、初代ミリオンゴッドで勝っていた時は、要するに勝ち方を知っていたわけですね。ですから、勝つとわかっていて勝っているわけですから、あまりヒリヒリ、ドキドキすることもない。

 極端にいうと、来たな?( ̄ー ̄) くらいで、普通に15万円くらいの勝ちなら勝ってもそんなに嬉しくない。(もちろん悲しくもないですが、というか、それが普通の勝ち額だったスロットがあったこと自体が普通じゃないのですが)

 

 普通にお米研いで、お水を足して炊飯器のスイッチを押せば、コメは炊ける。そんな感覚ですか。勿論そんな人でも、いきなりキャンプで飯ごうでご飯を炊かされたら、ハラハラドキドキし、失敗もするかもしれませんが。慣れるまでは。

 

 🔷セールスマンだった時の話🔷

 たまにTwitterで書いていますが、私は以前、某トップコンサルティング会社に在籍していましたが、

 それも途中入社で、その前に高額商品の(詐欺系ではなく、まともな会社の商品)訪問販売を4年ほど経験しました。

 入社初月で売り上げトップになり、(そもそもバイトで入ったらトップだったので、入社させられ)以降やめるまでトップだったのですが、営業次長に、売れたらもっと嬉しそうにしろ!みんなにもっとモチベーションを与えろ」と言われていました。

 でも、売れて当たり前なのに売れても、嬉しいですか?勿論売れなければ嬉しくはないですが。

 でも、お客さんからお礼の手紙や、お礼の品が届くと、それは嬉しかったですね。(何を売っていたのやら?w)

  どうでもいいエピソードですが、購入された方に「ジャパネットタカタ」の関係の方がいらっしゃり、長崎市の営業所長にスカウトされたことがありました。27歳くらいの時ですね。今思えばそっち行っとけばよかったかも?

 

※ここからが本番です

 

https://lohas.nicoseiga.jp/thumb/3838467i?

ここからが本番だ / 焦月一振 さんのイラスト - ニコニコ静画 (イラスト)

(結構お気に入り↑ w)

 

✿ メンタルを揺るがすことなく、勝つべくして勝った時の心理状態を思いだそう ✿

 一見トレードには関係がないようですが、実は、この「勝つべくして勝つ」心理状態を作れるかどうかが、トレードにおけるメンタル管理の最大のカギではないか?と思うのです。

 

 そして、「初心者」である皆様が(私への自戒でもあります)目指すべきメンタル状態というのは、「勝つべくして勝つ状態で勝つ」心理状態だと思います。トレードではそういう経験があまりない方でも、何か別の事ならあるのではないでしょうか?

 

※ step1「勝つべくして勝った」時の経験と、心理状態を思い出し、そのメンタルでチャートに臨む

 

🔷 私の場合の例🔷

 

 今年はお休みしておりますが、勤め人をやめた後、フリーで大学受験講師を長らくやっておりましたが、そこで口酸っぱく生徒たちに言ってきた言葉ですが、

「受かるかどうかわからない状態で受験する場合、大抵落ちる。受かるとわかっていて受験できる状態になるのが受験勉強のゴールだ」と。

 

 私自身は田舎の公立進学校出身で、元藩校らしく「文武両道」が校是であったこともあり、私も3年の夏まで野球をやってました。

 さらに、塾や予備校が近くにないという事もあり、勉強は学校と市販の参考書だけ。

塾予備校には一度も通ったことはありませんでした。

 さらに当時は受験大戦争真っ盛りで、受験生の数が現在の3倍以上。旧帝大だと文系でも7割近くが浪人合格という厳しい状況でした。元々一橋か京大受験を考えていましたが、家庭の事情で万が一でも浪人できないという中、志望校ランクを一つ落としての受験でした。(今思っても妥協したのは悔いがある)

 共通一次試験(センター試験に相当する)受験の日、ちょっとだけ締まった精神状態でしたが、心の中ではミスをしない事だけに集中する以外は、なんというか、余裕ですね。

 結果、800点満点の740点。

 ちなみに、その年だけ、共通一次受験前出願(今思えば無茶苦茶)だったので志望校落としたのですが、受けていたら京大、楽勝で合格していましたね。

 

 皆様にも勝って当然で勝った経験、きっとあると思います。まず、そのメンタルでトレードに臨めているかどうかを自己チェックしましょう。

 

 

 

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【ワンピ模写】当たり前だ!!!!!【ナミ編】 / ぼん@ぜんちょー さんのイラスト - ニコニコ静画 (イラスト)

 

✿ 勝って当たり前の精神状態を作り出すためには ✿

 

これは、受験にしろスポーツにしろギャンブルにしろ、色んな分野に共通する事と思いますので、ここでは、受験と野球の例と、トレードを比較しましょう

 

1・基礎を学び、基礎事項の使い方の練習をする

野球にも、勉強にも基礎という物があり、基礎を知らなければ話にならないし、基礎が使えないと話になりません。

 

さらに繰り返し使えるまで繰り返し実行練習するこれは当然のことです

 

 例えば、このブログの基礎中の基礎編①⇒⑫までに、トレードにおける基礎事項といったものがたくさん詰まっています。

 

ロウソク足の意味、複数ロウソク足の見方、ダウ理論、水平線、斜め線、1本のMAの意味、使い方他

 

意味を知り、使い方を組み立て、実行練習を繰り返す。しかも一つ一つです。

 

2・日頃から練習をし、自己テストを行う

 

 いきなり本番という事もありませんね。必ず練習⇒自己テスト⇒修正のステップを踏みながら、出来るようになるまで繰り返します。

 

 が、その際に、自己テストを行うことも大事です。具体的には、デモ口座で実際に同じテーマでエントリーして勝ち負けを繰り返す、あるいは練習君などで練習するのもいいと思います。

 

3・本番想定練習を行う

 試験でいうと、模擬試験。野球でいうと、紅白戦や練習試合、あるいはオープン戦がそれにあたるでしょうか。

 トレードでいえば、一貫した方法で、一貫したロット数で、デモ口座で一定期間トレードを行う。

 うまくいかなければ、1を大事にしながら2を繰り返す

 そして、ある程度一貫して勝てるようになったら

 

4・本番

 そして本番となりますが、本番でうまくいかない場合は、やはり2や3に戻る。

 

 こうやっていくうちに、その人なりの、勝って当然が生まれてきます。

 

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✿ お金を稼ぐ以上は既にプロである自覚を持とう ✿

 

 もう一つ付け加えるならば、兼業、専業問わず、実弾でトレードに臨む以上は、その時点でプロなのです。

 私自身、小学4年生から野球を初め、中学では全国大会ベスト8まで行きましたが、その時のメンバーで甲子園に行けたのは一人。プロになったのはゼロです。

 

 トレード1年で相場に挑むというのは、ある意味、野球を始めて1年生がプロ野球の選手の中で野球をやることと同じことです。

 勝って当たり前なんて気持ちで打席に立てるなんて、考えられないでしょう?

 

 だからこそ、勝って当たり前の気持ちで相場に臨めるようになるまでは、いや、むしろなってからでも、謙虚な気持ちでいることが大事です。

 

 私自身、今年でトレード歴18年になりますが、一度も自分がうまいと思ったことはありません。bnf氏くらいになれば、そうも思えるかもしれませんが。

 

 はっきり言うと、メンタルでどうこうなる世界ではないのですが、それでもトレードに臨むときは、やはり、

「勝って当たり前」の心理状態で臨むべきなのです。

 

✿ 次回 メンタル編 各論 ✿

・小さな成功体験を積む

・欲望と衝動を観察する

・資金管理とメンタル

・己を知り、己を信じる